108歳目前で惜しくも死去―サルデーニャの長寿一家の長女

【2015年6月】イタリアのサルデーニャ島南部のペルダズデフォ―グに住むメリス9兄弟はギネスブックで認定されている長寿一家。

この家族の長女、コンソーラ・メリスさんが今月初め、108歳の誕生日を目前に亡くなった。

健康そのものだったコンソーラさんだが、転んだのがきっかけに床に着き、回復がかなわなかった。

メリス兄弟は9人の年齢を合計すると828年強。

次女のクラウディーナさんは102歳、一番若いマファルタさんは81歳だ。

一家の長寿の秘訣は「食べ過ぎないこと」。

満腹になる前に食べるのをやめ、空腹を感じたら、水を飲んでいるという。

また、朝食には羊のチーズを欠かさず食べているそうだ。

「コンソーラおばちゃん」として町の人々に親しまれていたコンソーラさんはちょっとしたセレブで、英BBC放送や米CNN放送にも登場。

今月22日に迎えるはずだった108歳の誕生日には韓国のテレビ局が訪れる予定だったという。

イタリアの新聞「La Stampa」などが伝えた。

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