「希望」という名のレストラン

「希望」という名のレストラン

【2015年7月】南イタリアロッチェッラ・イオーニカではネットで調べて評判の良かった Amal というレストランへ行きました。

オーガニックな食材を使ったカラブリア州の料理を出す店で、40人も入ればいっぱいになる小さいところです。

新しめのレストランで、若い人たちが一生懸命やっているという感じで好感が持てました。

写真の前菜盛り合わせが凝っていたのに続き、メインに頼んだメカジキにはルコラとチーズがふんだんに乗っていて、どっしり。

お値段もリーズナブルで、とても満足のいく食事でした。

ところで、このAmalというのは、アラビア語で「希望」という意味なんだそうです。

で、何を希望しているのかというと、犯罪組織に牛耳られない社会を求めているとのこと。

イタリアのマフィアはシチリアのが有名ですが、それに加えて、南イタリアに3つあり、それぞれの縄張りがあります。

ここ、カラブリア州には「ンドランゲタ」という組織があり、口が堅いので有名だそうです。

この店はンドランゲタに反対する Goel という協同組合が運営しています。

この店を開くのにも数々の妨害を受けたらしいです。

入口の扉がちょっと変わったすりガラスで、もしかしたら、防弾ガラスだったのかな、と後で思いました。

勇気のある若者たちの運動、応援したくて、もう一度、行きたかったのですが、この店は平日は夜しか開いておらず、行くチャンスがありませんでした。