自分撮りで罰金

【2014年3月】英国ウェールズ地方北部の町、モールドにある王立裁判所内で、ぱちりと自分撮りをしたダニエル・リー・トーマス(28)さんにこのほど、400ポンド(約68000円)の罰金が言い渡された。

トーマスさんがフェイスブックに載せたその写真を見た市民が裁判所に届け出たため、刑事事件として取り扱われた。

トーマスさんは「被告としてでなく初めて裁判所に入ったので、写真を撮ってみた。

それが刑事犯に当たるとは知らなかった」と話している。

罰金を科した判事はトーマスさんに「裁判所に対する侮辱罪を着せられず、幸運だったと思うべきだ。

本来なら禁固刑に相当する犯罪だ」と述べた。

オックスフォード辞典が選んだ昨年の「今年の言葉」にもなり、日常化したセルフィー(自分撮り)だが、時と場所をわきまえないと、思わぬ痛手を被りそうだ。

英BBC放送電子版が伝えた。

原文は こちらです。