123キロの人の鎖--バスク地方、独立選挙を求めて

【2014年6月】スペイン北部のバスク地方で8日、スペインからの独立選挙を求めて123キロに及ぶ「人の鎖」が作られた。

この鎖は、バスクの町、ドゥランゴからナバーラ州を通って州都のパンプローナまで続いた。

ドゥランゴは、スペイン内戦時に、フランコ総統の要請により、ドイツ空軍が最初に爆撃した町として知られる。

独自の言語と文化を持つバスク地方はかねてスペインからの独立を希望。

武装民族組織「バスク祖国と自由(ETA)」は2011年にテロ活動を終結すると宣言したものの、スペインの経済危機の長期化と相次ぐ政治家の汚職事件を背景に、バスク市民の独立意欲は向上している。

スペインでは昨年9月、カタルーニャ地方でも独立を目指した同様の人の鎖が形成された。

ユーロニュースなどが伝えた。

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