犯行の目撃者は・・・

【2014年2月】北インドのアグラに住むヴィジェイ・シャーマさんは仕事から帰宅し、妻のニーラムさんと飼い犬が無残に刺し殺されているところを発見した。

家は荒され、貴重品が盗まれていることが判明。

警察は、無理に押し入った形跡がないため、この一家の知り合いの犯行だろうと予想し捜査したものの、一向にはかどらない。

一方、シャーマさんは妻が飼っていたオウムのヒーラの奇行に気付いた。

妻の死亡以来、一言も発しなかったヒーラが、夫婦の甥のアシュトシュ・ゴズワミの姿が見えると、金切り声を上げ始め、甥が家を出るまで落ち着かない行動をとるのだ。

ヒーラはさらに、会話の中でゴズワミの名が上がるたびに、同様の奇声を上げる。

そこで、シャーマさんがその旨を告げると、警察はゴズワミを詰問。

ゴズワミは犯行を認めたという。

ゴズワミいわく、盗みに入ったところをシャーマさんの妻に見つかり殺害。

犬も目撃者になり得ると考えて殺したが、檻の中で静かにしていたオウムのことまでは考えなかったという。

英ミラー紙がインドからの報道として伝えた。

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