ヒトラーの奥さん、実はユダヤ人だった?

【2014年4月】英放送局チャネル4が今月9日に放送する番組「Dead Famous DNA (歴史的有名人のDNA)」の中で、第二次大戦中にユダヤ人を抹消したアドルフ・ヒトラーが自殺直前に結婚したエヴァ・ブラウンの祖先が、ユダヤ人だった可能性があることが明らかになる。

ヒトラーの私的隠れ家だったドイツのバイエルン地方ベルグホフの家に残されたブラウンのものとされるヘアブラシに残っていた毛髪をDNA鑑定したところ、母から娘に何世代にも渡って変わらずに受け継がれる組織が、主に中東欧に定住したユダヤ人、アシュケナージに見られるものであったという。

ドイツに定住したアシュケナージの多くが19世紀にカトリックに改宗していることから、ブラウン自身、祖先がユダヤ人であったことは知らなかったと推定される。

ただ、番組ではブラウンの血縁の子孫へDNA鑑定を頼んだところ、断られたといい、鑑定した毛髪がブラウンのものであったかどうかについて、100%の確証は得られなかったとしている。

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