
【2025年12月】今回、イギリスのロンドンで泊まったのは、Dorsett Shepherds Bush London という大きなホテルでした。
シェパーズ・ブッシュの地下鉄駅からシェパーズ・ブッシュ・グリーンを挟んだ反対側にあるので、駅からはけっこう歩きますが、部屋もそれほど小さくなく、問題ありませんでした。

唯一、部屋がちょっと寒かったのが難点でしたが。
前回のロンドン旅行の時に使ったハマースミスのホテルより良かったです。
ロンドンでの二日目は残念ながら悪天候。
着いた日と帰る日は晴天だったのですが。
この日決めていたのは、昔住んでいたロンドン西部のイーリングにある中華料理屋に行くことだけ。
その時間までは、宿の近所のショッピングセンターで英語の本を買ったり、映画を観たり。

イタリアでは、映画が全部吹き替えになっているので、いまだにイタリア語がよく分からない私は映画館で映画を楽しむことができないのです。
それから、初めて行ったシェパーズ・ブッシュ・マーケットで、日本人がやっているおにぎり屋さんのおにぎりを買いました。
このマーケットはほとんど、移民がやっている移民のための市場という風情で、悪天候のせいか、うらぶれて見えました。
そんな中でおにぎりのスタンドを出している日本人女性、応援したい気分になりました。

おにぎり、美味しかったですよ。
さて、夕方、雨脚が強くなる中、イーリングへ。
昔、よく行ったマークス&スペンサーで、イタリアでは見かけないジンジャービスケットを買い、バスで、中華のある通りに行きました。
天気が良ければ、歩きたかったのですが。
イーリングは昔から生粋の英国人以外の人々が多いところでしたが、夫によると、欧州圏外の浅黒い人々が増えたようだとのこと。
確かに、以前は必ず聞こえたイタリア語は今回、ここでは聞こえませんでした。

やはり、EU離脱の影響でしょう。
そして中華のあるこの通りに着きました。
ここは、あまりに馴染みがあり過ぎて、もはや、ここに住んでいないという事実の方が信じられないくらい。
こんな感覚は初めてです。
私は人生において、何度も引っ越しを繰り返しているので、土地に執着はない方なのですが、さすがに10年以上、暮らしたこの町には何かしら感情を揺さぶられるものがありました。

全く変わっていないように見えましたが、よぅく見ると、テスコ(スーパー)が改装していたり、我々がベッドや戸棚を買った家具屋が閉店していたり、何度か行ったギリシャ料理店がなくなっていたりと変化はありました。
次に来る時には、すっかり様変わりしているかもしれません。
いや、次にわざわざここを訪れることがあるだろうか・・と思い当たり、なんだかしんみりしてしまいました。
中華料理屋自体は、おそらく5年ぶりぐらいで、顔見知りの店の人はいなくなっていましたが、英国人の好みに合わせた中華という路線はそのままで、美味しく食べました。
給仕は皆、インド人でしたが。
食後、シェパーズ・ブッシュに帰り着いた時には、ますます天気が悪化していて、傘を差してもずぶ濡れになったのでした。