【2016年5月】フランスのサンテミリオン・ツアー、連れて行かれたシャトーは Grand Corbin Manuel という所で、女性のオーナーが出てきて説明してくれました。このシャトーは7ヘクタールほどですが、最近、19ヘクタールほどの近所のシャトーを買収したのだそうで、一気に大型シャトーに。フォアグラも含めたなかなか豪華なおつまみとともに試飲をしながら聞いた話ですが、年によってブドウの出来が違うので、摘み取り時期をはじめ、作業がいろいろ異なり単調な仕事ではないとのこと。たとえば、試飲させてもらった2008年ものは、難しい年でワインの量も少ないけれど、飲み頃になるにも時間がかかり、今やっとその時期が来たんだそうです。ワイン造りは2年を要しますが、ワイン造りから利益を得るには10年はかかるという話でした。「大変なのよ~」という気持ちが表情ににじみ出ていました。1ダースぐらい送ってもらいたかったのですが、やはり生産元は、卸業者への送付のノウハウしかないようで、難しそうだったので諦めました。