
【2012年2月】ここはミラノの中心。
ドゥオーモ広場です。
この辺りには店も多く、日中は人通りが絶えません。
ふと思うのですが、ここで「マルコ!」と大声で呼んだら、いったい何人が振り返るでしょう。
それほどイタリアにはマルコがたくさんいます。
ゆかりの聖人の名をつけるせいか、名前が非常に限られているようです。
それほどたくさん、イタリア人の知人がいるわけでもない私でさえ、考えてみたら、アンドレアが5人、ウンベルトが3人、シモーネ、アルベルト、ルカ、フランチェスコがそれぞれ2人、マルコに至っては6人も思いつきます。
女性のほうはラウラ、イラリアがそれぞれ3人、マリア、エリカが2人ずつ。
ある人が息子に全く別の名をつけたら、父親が丸1年、口をきいてくれなかったとか。
最近の若い層は習慣を破り、純イタリア名でない名前もお目見えしてきました。
去年生まれた女の子はグエンダ、もうすぐ生まれる男の子はニコラスです。