【2016年5月】フランスのボルドーの町中で、一番人気の観光名所がブルス広場です。広場自体は18世紀に作られたもので、町を交通の要である川に向かって開いたということで意味深い広場なのだそうですが、人気の理由は通りを挟んで川側にある大きな水盤です。2006年にできたもので、広さが3450平方メートルもあるとのこと。2センチほどの深さの水が張ってあって「水鏡」を作り出します。ブルス広場を囲む建物がここに映るのが見ものなのです。何度か写真を見たことがあり、私もばっちり撮ろうと期待していたのですが、風でさざ波が立つため、くっきりとは映りませんでした。ちょっと残念。本当は夜の景色も見たかったのですが、5月なのに寒くて暗くなるのを待てませんでした。
翌日にも通りかかったら、水盤に霧がかかったような情景が見られました。どうやって霧になるのか知りませんが、霧の状態と鏡の状態が交互に現れるのだそうです。子供がじーっと水の表面を見入っていたのが目に付きました。