【2012年1月】昔むかし、初めてポルトガルに行ったとき、カステラを求めて歩いたものです。
姿が似ているものは、たいてい、レモンケーキみたいなものでした。
それから何年もの歳月が過ぎ、数年前、前の会社でリスボンにカステラ屋があることを知りました。
日本に行ったポルトガル人がカステラの存在を知り、長崎にある老舗に弟子入りして修行し、そして日本人の奥さんといっしょに本国にお店を開いたんだそうです。
それがパオロのカステラ。
お店には地元民もたくさん入っていました。
おいしかったですよ。
10ユーロのカステラ一本買って帰りました。
ところで、ポルトガル人は甘いもの好き。
どこの町にもこってりと甘いお菓子を売っている店がたくさんあり、中には行列ができている店も。
そんな国民が日本にお菓子を伝えたのもなるほど、と思えることですね。
【2019年2月】久しぶりにリスボンを訪れ、カステラを求めて、パオロのカステラを探しましたが、閉店していました。
日本語のサイトによると、2014年に閉店したそうです。
その後、パオロのレシピに沿って別の人が別のところで開店したとサイトにありましたが、そちらへは行く余裕がありませんでした。
残念。