【2014年7月】フランスからの報道によると、 使えない列車を注文して莫大な損失を被ったばかりのフランス交通当局が、今度はパリの地下鉄のエスカレーターで大きな誤りを犯したことを認めた。
同国の有力紙「ル・フィガロ」は、地下鉄の運営母体であるRATP幹部の話として「2006-07年に設置されたエスカレーターは、既存のスペースに対し幅が10センチ広すぎるために、故障が耐えない。
当局は600万ユーロ(約8億2000万円)かけて、該当するエスカレーターを全て作り変える」と報じた。
さらに、費用の一部を供給元に負担させるよう、法的手続きに入ったとしている。
これに対し、RATPは16日、「エスカレーターの相次ぐ故障は幅の問題ではなく、部品が劣悪なせい」と発表。
不注意なミスによる損害ではないと主張している。
フランスのニュースを英語で伝えるThe Localなどが伝えた。
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