
【2025年12月】モロッコ北部のアシラーの次に訪れたのはタンジェです。
ここで一泊します。

まず、全く興味が湧かなかったヘラクレスの洞窟や、その近所の灯台(地中海と大西洋が交わる地点)を見た後、タンジェ市内へ。
ここでは地元のガイド、サイードが待っていました。
サイードというのは、「幸福」という意味だと言っていました。
この人は、「最近はソーシャル・メディアを使いこなさないと、客が来ない」と言い、「タンジェで1番のガイドになりたいので、コメントをよろしく」と強調。
さらに、勝手に休憩時間を作って私たちにコーヒーをごちそうさせたり、どうも胡散臭い印象が残りました。

でも一応の案内はしてくれました。
町の歴史に加え、例えば、モロッコ、特に今の王様は宗教に寛容で、町の中にモスク、キリスト教会、シナゴーグが並んでいるという話。
それから、ドアのノックの音で、訪問者が男性か女性が聞き分け、それに応じて出ていく人の性別が決まったという話も面白かったです。
イスラム教は驚くほど、性に過敏な宗教ですよねー。
「昔に比べ、ヒジャブ(スカーフ)を被った女性が多いように思う」と私が指摘したら、「被るか否かは個人のチョイス」だとのこと。

彼によると、イスラム教の教義を強く押し付けるようになったということはないということでした。
多分、不文律の「空気」なのでしょう。
ところで、世界的には、モロッコ産のアルガンオイルが有名ですが、老化防止にはカクタス・オイルの方が効き目が良く、「自然のボトクス」だとか。
ただし高価で、小瓶で€80もするそうです。
狭い入り口を入ると、中は意外にも細長い市場になっているメディナを歩き回った後、丘の上のカスバに上りました。

このカスバが町の発祥の地だそうです。
基本、砦だったため軍人とその家族が住んでいたといいます。
そして、軍事機密が漏れないよう、カスバへの人の出入りは限られたのだそうです。
画家のマチスがここのカスバを描いたそうで、その景色を見に行ったり、丘の上から港を見渡したりした後、我々のこの日の宿であるRiad la Maison Blanche の前でわかれました。
全部で一時間ほどの行程だったと思います。
40ディルハム(680円ほど)のチップをあげましたが、これが適正だったかどうかは分かりません。