少量のアルコール、脳に効果ーー新たな研究結果

【2018年2月】少量のアルコールを取り続けると、脳の炎症を抑え、アルツハイマーにも関係する毒素を一掃するのに役立つーー米国の科学誌「サイエンティフィック・レポート」に新たな学説が発表された。アルコールの過剰な摂取は中枢神経系に害をもたらすが、少量であれば、むしろ脳内を清掃し、脳の健康に有用であるという。「酒は百薬の長」が科学的に証明されたようだ。

この研究を推進した米ロチェスター大学メディカルセンターのマイケン・ナデルガード博士は「少量のアルコール摂取が脳の健康に良いという研究結果は初めてのこと」と述べている。アルコールが心血管疾患やある種の癌のリスクを下げるとの研究はすでに数多く発表されている。同博士の研究グループは、脳のユニークな清浄システムであるグリンパティック・システムに焦点をあて、マウスを使って実験。少量のアルコールを摂取したマウスは、脳の炎症が少なく、アルコールを全く摂取しなかったマウスより、グリンパティック・システムが効果的に機能したという。

同博士は「少量、または控えめにアルコールを取ることは、認知症のリスク低下につながることがこの研究で明らかになった」と述べ「ただし、過剰なアルコール摂取は全ての健康を害することに変わりはない」と付け加えた。

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