絵を見に教会へ

絵を見に教会へ

【2014年3月】スペイントレドは、ギリシャ画家エル・グレコが住んだところで、彼の傑作がたくさんあります。

サント・トメ教会には有名な「オルガス伯の埋葬」があります。

これは1580年代後半に描かれた絵だそうで、それより250年余り前に亡くなったオルガス伯の埋葬のときに聖ステファノと聖アウグスティヌスが天から降りてきたという伝説のシーンを描いています。

参列者が山ほど描かれているのですが、その一人ひとりが当時の実在の人物だったというのがこの絵のポイント。

エル・グレコ自身や、「ドン・キホーテ」のセルバンテスも登場しているそうです。

教会内は写真撮影不可で残念。

写真は教会への入り口を指し示している看板ですが、これは絵の中に描かれているエル・グレコの息子です。

描かれた人たち、今で言うなら、フェイスブックでタグ付けされたようなものでしょうかね。

ちなみに、お土産屋さんに、この絵そのものをプリントしたミニ・スカートが売られていました。

絵は素晴らしいんですけど、それはちょっと・・・ね。