
【2025年12月】モロッコ北部の古い港町、タンジェで泊まったのは、Riad la Maison Blanche です。
この度の旅では、宿はほとんどリヤド(伝統的な古いお屋敷をホテルに改造した宿)で、リヤドそのものが見どころでもありました。

このRiad la Maison Blanche もその一つ。
ドア枠の形や、木彫りのドア、こげ茶を基調としたシックな色合い等々、とても趣があります。
先にも言いましたが、モロッコの装飾は微妙に、おしゃれか、キッチュかに分かれるのですが、ここのインテリアは行き過ぎていなくて素敵でした。
夫は「(ポルトガルの)ポサーダのようだ」と感想を漏らしていました。
バスルームも広々としていて、バスタブも。
屋根を付けたらしい中庭には噴水があったので、ここはオリジナルの形をとどめているリヤドなのでしょう。
惜しむらくは、寒かったこと。
ポータブルのストーブを二つ入れてくれたのですが、部屋中は温まりませんでした。
暖かい国ではありがちなこと。
夏の暑さ対応はできていても、冬の寒さを侮っているところがあります。
我々が一休みしていたら、ここの主人がやってきて、屋上に案内してくれました。

ちょうど日没で、素晴らしい眺めでした。
主人はこの家をとても誇りに思っている様子。
家の中は一部、改装中で、もしかしたら、新しいリヤドだったのかもしれません。
この主人によると、タンジェは他のモロッコの地域よりも夏でも涼しいそうです。
主人に会ったのはこの時だけで、後は、彼の息子と思しき若者と、奥さんかもしれないおばさんが対応してくれました。
この二人が本当に良い感じ。

言葉は通じませんでしたが、真摯に働いている様子が良くわかりました。
おばさんは、なぜか、ずっとバスローブのような上っ張りを着ていましたが。
始終、とても控えめな態度の若者にも好感が持てました。
正直なところ、モロッコの男性でコレといった見目の良い人は見かけなかったのですが、この若者だけは本当に可愛かったです。