【2024年4月】アルバニアの古い町、ジロカストラでは、バザール風に店舗が並んで賑わいをみせていた中心街の近くのホテルに泊まりました。
Hotel Argjiroという名前です。
伝統家屋を改装したのか、入ったところのホールの木の天井が素敵でした。
私達の部屋の天井もしかりで、雰囲気満点。
ただ、ここも夕食はしょぼかったですけれどね。
夕食の時間までは自由行動。
ガイドに教わった見晴らしの良いカフェで食前酒。
私は、うちの近所では見かけないブラック・ルシアンを試してみたら、とても美味しく、私のレパートリー(?)に加えようと思ったほどでしたが、夫のモヒートは、いまいちだったようです。
でも確かに見晴らしはよく、良いひと時でした。
お値段も安いですしね。
その後、繁華街のお土産屋さん巡り。
今回の旅行、最後の空港も含め、買いたいものがあまり見当たらず、ショッピングの楽しみは満たされなかったのでしたが、ここでは多少、買い物もしました。
歩いてみて、確認できたのですが、基本、お土産のデザインはトルコ風です。
魔除けの目もありましたし。
まずは、あまり愛想のない陶器屋さんで、ボウルを二つ。
それから、ショートブーツを作って売っているとのサインを見つけ、近寄ってみました。
ブーツのデザインが、まさに、私好みだったのです。
ところが、残念なことに、サイズが大きいのばかり。
作っているおじさんが出てきて、「明日までに作るよ」と言ってくれたのですが、残念ながら私達のツアーは、翌朝に出発です。
以前、ベトナムでは、ショートブーツをあつらえて作ってもらったのでしたが、今回は時間がありません。
「中にバッグもあるから見て行って」とおじさんに促されて、店内へ。
絨毯のモチーフが付いている素朴な革の小さい袋に目が留まりました。
もちろん、おじさんが作ったもの。
お土産に良さそうです。
一つ€10というので、4つ買いました。
おじさんが、とても嬉しそうだったのが嬉しかったです。
絨毯と言えば、アルバニアのお土産の代表の一つが絨毯で、ジロカストラにもいくつか店がありました。
その一店に、ちょっと覗こうかと入ってみたら、おばさんがすまなそうに、「もう閉めるところなのよ。」
夫はむっとして、「イタリアじゃあ、こんなことはあり得ない」と言っていました。
サービス精神に欠けるのは、元共産主義国共通の悪習ですね。