この町に決めたわけ

この町に決めたわけ

【2025年4月】ドイツシュトゥットガルトに初めて行きました。

ドイツのシュトゥットガルト近郊を見下ろす
整然と並ぶ、シュトゥットガルト近郊の家々

イタリア国外に出たのは久しぶり。

というのも、イタリア居住のためのヴィザ取得に足かけ9か月もかかったためです。

その間、欧州連合(EU)外に直行便で出て帰る分には問題ないけれど、EU諸国に出かけるのは避けた方が良いというアドバイスを貰っていたのです。

ようやくヴィザが取れ、「さて、どこに行こうか」と考えた時、夫と、「期限が切れるITAエアウェイズのポイントを使おう」、と話し合いました。

それで、ミラノからのITAの直行便があるデスティネーションの中から、行ったことがなくて面白そうな場所として選んだのがシュトゥットガルトだったわけです。

ところが、フライトを予約してから飛ぶまでの間に、ITAにルフトハンザによる出資が決まりました。

そのせいだと思うのですが、シュトゥットガルトの直行便は廃止に。

振り替えられた便は、なんと、行きも帰りもフランクフルト経由となったのです。

地図を見るとわかるのですが、ミラノーシュトゥットガルト間は1時間ほどの飛行距離。

ドイツのシュトゥットガルト空港の鉄道駅
空港の鉄道駅

フランクフルト経由だと、飛んでいる時間だけでも二倍です。

しかも、この変更のため、チェックイン荷物分をオンラインで買えず、空港でも非常に揉めて、大きな時間のロスがありました。

そして、面白いことに、ミラノの空港では揉めた挙句、無料で運んでくれることになったのですが、シュトゥットガルト空港では、揉める時間は短かったけれど、しっかり料金を取られました。

お国柄の違いがこんなところにも表れた次第。

飛行機の乗り換えは面倒でしたが、フライトそのものはスムーズでした。

シュトゥットガルト空港の鉄道駅で、片道切符(一人€3.30≒560円)を買ってSバーンで中央駅へ。

ドイツのシュトゥットガルト市内のU1線の駅
飛び降りた名も知らぬ途中駅

そこで人に尋ねて、U1に乗り換え、予約しておいたマリーエン・プラッツ近くにあるPark Innホテルへ向かいました。

ところが、空腹を募らせていた夫が、事前に私が調べておいたレストランの位置を機内にいるときから検索していて、U1に乗っているときに突然、「ここからだと歩いて9分だよ」と言うので、途中駅で飛び降りました。

とっさの決断でしたが、結果的に良い決断だったと思います。

それにしても、シュトゥットガルト、言いにくいし、書きにくい町ですね!