
【2025年9月】今回、フランスのリヨンで泊まったホテルは、Hotel Vaubecour というところです。
いつものように、ブッキングドットコムで、立地と評判とお値段を鑑みて決めたのですが、行ってみたら星が二つだけ。

二つ星のホテルは初めてかもしれません。
夫と顔を見合わせながら、大きな建物の2階(日本式には3階)へ、小さいエレベーターで昇りました。
恐る恐るホテルのドアを開けたのでしたが、結果的に、とても良いホテルでした。
夜10時近くの遅い時間でしたが、いないはずのホテルの係の人が待っていてくれた模様。
とても感じの良い人でした。
部屋が小さいのは、想定していました。

パリでもロンドンでも、大都会のリーズナブルなホテルは、どこも牢獄のような狭さですものね。
ダブルベッドも小さめで、私たち夫婦は小柄なので問題ありませんでしたが、大柄の北欧人だったらはみ出しそう。
でも、部屋の使い勝手は良く、狭いホテルによくありますが、工夫して隅々まで上手に活用してありました。
その後、出会ったその他のホテルのスタッフも好感度が上々。
チェックアウト時には、「うちのスタッフが描いたのよ」と、近所の橋の景色が描かれたしおりをくれました。

初日は、我々の空腹を満たすため、窓からのぞいて「あのレストランはたいてい遅くまでやっているよ」。
残念ながら、日曜日の晩だったせいか、行ってみたらキッチンがもう閉まっていて、入れませんでしたが。
このため、最初の晩は、しがない寿司パックをテイクアウェイした次第。
美食のリヨンは翌日から楽しむことにしました。
さて、このホテル、頼めば朝食もつけてくれたようですが、私たちは、朝は近所のPaulへ。

ロンドンに住んでいた頃にはよく行っていたPaulでは、パルミエを食べるのが習わしでしたので、翌朝 は懐かしいパルミエを食べました。
ただ、かつては、まるまる一つペロッと食べていたのでしたが、今回、食べきれなくなっている自分に驚きました。
ホテルは立地も良く、朝食後、少し歩いたら、ソーヌ川に出ました。
秋晴れの良い天気で、初秋の木々や辺りの建物が川に映り込んでいて、それはそれは美しい眺めでした。
ちょっと先に赤いつり橋が見えました。
後でそちらに行ってみます。