【2015年12月】チリのチロエ島には世界遺産の木造教会だけでなく、写真のような海辺の高床式木造家屋もあります。
パラフィトと呼ばれ、とてもカラフルで絵になります。
もともとは19世紀に建てられたものだとか。
ツアーリーダーは、「土地を買わずに家が建てられたため、発達した」と言っていました。
漁師が海から直接家に帰れるように作られたという説もあるようです。
両方かな。
1936年にチロエ島の中心都市カストロに大きな火災があったときに、多くが燃えてしまい、その後は衰退していったらしいですが、2008年になって、若い起業家がここを観光資源として利用することを思いつき、現在では、ほとんどがホステルや工芸品店になっています。
2012年に島に空港がオープンして、サンティアゴから直接、来ることができるようになり、観光産業も徐々に発展しているという話ですが、まだまだ修理が必要なパラフィトも多かったです。