【2015年12月】チリのサンティアゴの大聖堂、メトロポリタン大聖堂を覗いてみました。
覗いただけではもったいない豪華な教会です。
1748年に建て始められ、1800年に完成したそうです。
その前にはもっと小ぶりの大聖堂があったそうですが、度重なる地震のために建て直しが必要となったとのこと。
現在の大聖堂を完成に導いたのは、司教から呼ばれて1780年にチリにやってきたイタリアの建築家、ホアキン・トエスカという人。
この人はこのほかにも、チリの重要な建築物の建設に関わったようです。
面白いのは、この人の奥さん。
この建築家、チリに来て二年目の1782年に地元の女性、マヌエラさんと結婚したのですが、このマヌエラさん、彼の弟子と恋愛関係に。
そこで、アスパラガスに毒を塗り、夫のトエスカを殺そうとしたんだそうです。
それが発覚して、修道院送りとなったのですが、修道院から何度も逃げ出したとか。
熱い血がたぎる南米の女性のイメージそのものですね。
ところで大聖堂はプラザ・デ・アルマスという広場に面しているのですが、広場を囲む建物のうち、豪華さで大聖堂と互角にわたり合う立派な建物があります。
郵便局だそうです。