【2013年10月】友達の別荘から一緒にロンドンへ戻る途中、コッツウォルズ地方のチッピング・カムデンに寄りました。
コッツウォルズはイギリスの南西部に広がる地域で、昔は羊毛産業で栄えたところです。
この地方で採れるクリーム色(よく蜂蜜色といわれます)の石でできた家々が集まるかわいい村が点々としていて、今はもっぱら観光地、またはお金持ちの別荘地です。
今回、訪れたチッピング・カムデンはその中では大きい町で、人口は2000人ほど。
「チッピング」というのはマーケットの意味だそうで、羊毛の取引の場だったことを示しています。
中央に17世紀前半に建てられたマーケット・ホールがありますが、これは羊毛取引場ではなく、チーズやバターなどの食物市場だったとのこと。
とても英国調な町並みなのですが、どこからともなくカレーの匂いが。
かわいらしいイギリス風コッテージが、よく見たらインド料理店でした。