【2012年8月】デンマークのオーデンセは童話作家のアンデルセンが生まれた街で、立派な博物館があります。
まず目を引くのが、もらった日本語案内にある「アンデルセンの容姿」という項目。
こんな項目を作るほど、醜かったんですよ、アンデルセンって。
自ら「醜いアヒルの子」だったんですねえ。
その他、彼を妊娠してから貧しい両親が結婚したことや、彼は生涯独り者だったことなどを学びました。
おかしかったのは、アンデルセンは英国の作家ディケンズと交流があり、ディケンズ家にしばらく滞在したそうですが、アンデルセン本人はこの滞在を有意義なものだったと評しているのに対し、ディケンズ側の家族は「本当に退屈な人。
早く帰ってくれないかしら」と思っていたという話。
生家はそこそこ大きくて、これで貧しいっていうのかな、と思いましたが、よく読むと、その家に5家族が住んでいたとのこと。
お父さんは靴職人、お母さんは洗濯婦だったそうです。