【2016年12月】コロンビアの可愛い町、バリチャラでの二日目、隣のグアネ村までのハイキング道を歩きました。
男性のガイドと、彼が英語を話さないので、女性の通訳も付きました。
ハイキング道に行くまで、まずはバリチャラの説明を聞きました。
ある農民が見た聖母マリアが、この土地に教会を建てるように言ったのが始まりと言われているそうです。
それからバリチャラの家屋の造りですが、基本、泥と石でできた家で、天井には竹が使われているのだそうです。
バリチャラという名前は、「休息の場」という意味だそうで、今も人々はリラックスするためにここを訪れるという話です。
そういう説明をしてくれたガイドは45歳のオズワルド。
過去10年バリチャラに住んでいて、それ以前よりずっと幸せになったと言っていました。
ハイキングを始める前に彼の家を訪問。
日焼け止めクリームを借りるのが目的だったのですが、家の中を見られてラッキー。
そのままカフェにでもなりそうな、物の少ないシンプルな家でした。
ハイキング道は、エル・カミーノ・レアルという名前です。
もともとは地元民が築いた道ですが、19世紀に、エンジニアだったドイツ人の将校がこの道を馬で行けるよう道幅を広げ、石を敷いたのだそうです。
言い伝えだと、大きくて力強いドイツ人との間の子供が欲しくて、村人がドイツ人に娘たちを差し出したとか。
それで今でもこの辺りには青い目の子孫がいるのだそうです。
道の入口に、距離は5.2キロと記されていますが、それは間違いで、本当は6.2キロだとオズワルドは言っていました。
私達の旅程表には7キロ、ガイドブックには9キロと書いてあるんですけどね。
そして旅程表にもガイドブックにも、「ほとんどが下り坂の楽な散歩道」と書いてありますが、楽かどうかは主観的なもの。
上りも結構あったし、私にはかなりハードなウォーキングとなりました。