【2015年7月】ラバラマというのは、この彫刻作品の作家のペンネームです。
南イタリアのレッジョ・ディ・カラブリアの海岸遊歩道を歩いていると、必ず、目に留まります。
これのほかに、二体の像が並んでいます。
ラバラマさんは、1969年生まれのローマ出身の彫刻家で、本名はパオラ・エピファニ。
両親とも芸術家だそうで、彼女も早くから頭角を現し、10歳で国際コンクールに出展したとか。
レッジョ・ディ・カラブリアでは2007年に彼女の作品70点を集めた展覧会があり、それを機に、市が三つの作品を66万ユーロで買い取ったとのことです。
ちょっと奇抜な彫刻なので、こうやって町の中心にどんと飾られていることには賛否両論あるようですが、観光資源として重要な役割を果たしているのは確かです。