レストランとワイナリー

レストランとワイナリー

【2024年11月】イタリア、エミリア・ロマーニャ州にある歴史的で美しい町、カステッラルクアートに行った日には、Ristorante del Voltone というレストランを予約してありました。

イタリアのカステッラルクアートにあるレストラン、Ristorante del Voltone の内装
割とモダンでポッシュな印象の内装

小さい町で週末にランチをしようと思うと、どこもいっぱいで路頭に迷うことになりがちなので、予約は肝心です。

このレストラン、旧市街の丘のふもとの、空き家の多い通りの一角にありました。

想像していたのより、モダンでポッシュな雰囲気の内装でしたが、給仕の人たちの感じが良く、食べ物も上々。

まずはスターターに、この地方のハム、クラテッロと洋ナシの砂糖漬けを取って夫と分けました。

組み合わせが絶妙で、とても美味しかったです。

夫のメインは、この日のスペシャル・パスタ。

細目のうどんほどの太さのあるスパゲティがアルデンテで茹でてあり、ソースは肉系。

少し味見してみたら、何となく懐かしいやさしい味でした。

私はメインに仔牛を食べました。

この上なく柔らかく、少し牛タンみたい。

お皿にちょこっとに見えましたが、味がリッチだったので、十分でした。

イタリアのカステッラルクアートにあるレストラン、Ristorante del Voltone の仔牛料理
とても柔らかかった仔牛

下に赤キャベツが敷いてありました。

デザートは、夫がセミフレッド、私がクリーム・キャラメル・・を頼んだはずでしたが、チョコレートムース風のものが出てきました

あちらの間違いだったのか、私の読み間違いだったのかわかりませんが、面倒だったので、来たものを食べました。

ナッツ系のクリームがかかっていて、一緒に食べると香ばしかったですが、ムースそのものにはほとんど味がありませんでした。

ワインは地元産の赤を、グラスで一杯ずつ。

イタリアのカステッラルクアートにあるレストラン、Ristorante del Voltone のセミフレッド
夫が食べたセミフレッド

最近は、飲酒運転の取り締まりが一段と厳しくなっていますからねー。

で、このワインが大当たりだったので、お店の人に名前をメモしてもらいました。

Casa Benna というワイナリーのGutturnio Riserva 2020だそうです。

見かけたら買おう、ぐらいに思っていたのですが、幸いなことに、帰りがけにたまたま、そのワイナリーの前を通りました。

イタリアのカステッラルクアートにあるワイナリー、Casa Benna のブドウ畑
Casa Benna のブドウ畑

もう日がかげる時間でしたが、私たちの前に一組、後に一組、個人客が入って来たので、人気のワイナリーなのでしょう。

レストランで気に入ったワインを6本と、ここ自ら開発した品種のブドウから作ったというのを試飲して、これも6本買って帰った次第です。