【2014年6月】英国のロンドンで、自分の家の前にホームレスの人が寝ないように、短い鋲をいくつも設置するケースが現れ、非難が集中している。
ロンドン近郊に住むアンドリュー・ホートンさん(33)は通勤途中、ロンドン中心のアパートの建物の前に2・5センチほどの金属製の鋲が敷き詰められているのを見つけた。
ホートンさんはこれの写真を撮り、ツィッターに載せたところ、大反響。
欧州でよく見かける鳩よけの釘とよく似ていることから、「ホームレスの人たちを害獣のように扱っている」と非難ごうごうだ。
ホームレスよけの鋲はこのアパートだけでなく、スーパーの前などにも見られるという。
折りしも、英国ではホームレスの数が急増中だ。
ホームレスを支援する慈善事業団体クライシスによると、過去三年間に英国全土で36%増。
ロンドンだけ見ると75%の増加で、昨年は6400人を超える人々が野宿生活をしていたという。
英ガーディアン紙などが伝えた。
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