【2015年1月】「会館」という言葉はあまりに馴染みがありすぎて、意味を考えたことなかったですが、そもそもは海外に住む中国人が同郷人の互助や親睦のために建てた建物のことなのですって。
交易都市で、中国人がたくさん住み着いたベトナムのホイアンには5つの会館があります。
殆どが、ホイアンから日本人が去った後の18~19世紀に建てられたもののようです。
そのうち二つに入ったのですが、たぶん、広東会館と、五つの州の人々が出資して建てたという中華会館だったと思います。
かなり装飾過多な建物でした。
お寺ではないはずなんですけれど、広東会館では香港のお寺で見たような渦巻き型のお線香がたくさんぶら下がっていました。
どれも同じようなものだと思って行かなかったのですが、福建会館というのが一番、派手なのだそうです。
不思議に思ったのは、その二日前のグループツアーのときに、どの会館にも立ち寄らなかったこと。
ガイドのハイさんの好みの問題でしょうか・・・