
【2025年10月】夫が「修道院の中のレストランを予約したよ」と言ったので、どんな質素な食べ物を食べさせられるのか、興味津々で出かけました。

北イタリア、ロンバルディア州のゴルナーテ・オローナという町の近所にあるトルバ修道院です。
しかも、この修道院はユネスコの世界遺産になっているというではありませんか。
これはもう、行ってみるしかありません。
秋晴れの気持ちの良い日曜日です。
まずは、入場料1人€8(1400円余り)を払って敷地内に入ります。
もっとも、この入場料は、敷地内の建物を見学する場合のみで、レストランに直行して帰るだけの場合は不必要だそうです。

そして入ってみたレストラン。
修道女たちが食事をした食堂であるのは確かですが、今はれっきとした近代的なレストランで、修道女が食べていた物を出すわけではありませんでした。
がっかりするやら、ほっとするやら。。。
季節の食材を使った料理を週替わりで提供するのだそうです。
私たちはスターターに、クリームチーズっぽいZincarlin というチーズに栗がコロコロ入ったものを取って分けました。
このチーズはヴァレーゼ付近のこの地方のものだそうで、味そのものはマイルド。

かぼちゃと赤キャベツと一緒に食べるようになっていて、見た目も色鮮やかで素敵でした。
メインには、私はArrosto di lonza alle castagne というのを選びました。
ローストポークとポレンタで、美味しかったのですが、ソースがだんだん重たく感じました。
題名からして、ソースに栗が入っていたのだと思います。
夫は、Salsiccia in umido con verzeという名前のソーセージのシチュー。
小さいソーセージが散らばっているシチューで、マイルドな味わいだったそうです。

デザートには、Rotolo con crema chantilly al melograno という、ロールケーキに珍しくザクロが入っているものを食べました。
軽くて美味しかったです。
これにハウスワイン半リットルとコーヒーで、計€70でした。
なかなか独特なメニューだったので、また違う季節に行ってみるのもいいかな、と思った次第。
食後に、8~15世紀に稼働していたという修道院跡を見学したのですが、正直、よくこれで世界遺産になったなと思うほど地味。
教会跡と修道女が居住した建物の一部が見られた程度でした。
ただこの修道院は、今は無き大きな町の城壁の一部だったということで重要らしかったです。
英国のナショナルトラストのような、FAIというイタリアの歴史的遺産の保護団体が管理していました。