呆れたホテルと、町の威圧感について

呆れたホテルと、町の威圧感について

【2022年12月】スペインのサラマンカで泊ったホテルは、Catalonia Plaza Mayor Salamanca という名前の4つ星ホテルでした。

スペイン、サラマンカのライトアップされたPlaza Mayor
ホテルはこの美しいPlaza Mayor のすぐ裏に

町の中心の美しい広場、Plaza Mayor のすぐ裏にあって立地は抜群

でも結果から言うと、お薦めできないホテルでした。

ネットで調べて評判が良かったので選んだはずでしたがーー。

まず、着いた時に、部屋の準備ができていませんでした。

通常通り、チェックイン時間は2時で、私達が着いたのは1時半ぐらいでしたから、それはまあ良いとしても、その時のレセプショニストの態度がぶっきらぼうで、フレンドリーでなかったのです。

彼のその態度で、ホテルに対する印象に影が差しました。

その時には荷物を預けて外へ。

スペイン、サラマンカのホテル、Catalonia Plaza Mayor Salamancaの部屋
ベッドが大きかったCatalonia Plaza Mayor Salamancaの部屋

後に入った部屋は、十分な広さでしたが、不必要なほどに大きなベッドが場所を占めていました。

その後、夜の街歩きで、軽く飲めるバーを探したのですが、これといった所が見つからなかったので、ホテルのバーに落ち着くことに。

というのも、ホテルのバーのメニューにスプリッツがあるのをあらかじめ、見つけてあったからです。

ところが、オーダーすると、バーの人は「スプリッツは知らない」と言うのです。

どうも、このホテル、サービスが悪いなあ、とこの時点でネガティブなイメージが強まりました。

結局、この時にはカヴァを飲みましたけど。

さらに、2日後、カヴァのルームサービスを頼んだら、まずレセプショニストが「午後6時をすぎないと係の人が来ない」と言います。

スペイン、サラマンカの夜の風景
建物の大きさに圧倒された夜歩き

6時過ぎに再度、頼んだら、同じ人が「まだ来ていない」とおぼつかない英語で。

3度目の正直で、ようやくカヴァ1本を運んできました。

年末年始だったから、2流のスタッフがいたのでしょうか。

でもツーリストが訪れる年末年始こそ、ホテルの書き入れ時だから、一番良いスタッフを配置すべきでしょうに。

以前、キプロスで予約していたホテルがあまりにひどくて、他のホテルに移ったことがありますが、ここはそ~れほどひどくもなかったので、不本意ながら、予定通り、4泊しました。

少なくとも、前述の通り、立地は良かったですからね。

さて、初日に話を戻して、夜の散歩のこと。

ほとんど地図も見ずに、やみくも歩きに興じました。

夜のサラマンカを歩く人々
夜の散歩を楽しむ人々

サラマンカには、歴史を感じる巨大な建物がどーん、どーんとあります。

最初は「おおっ」といちいちカメラを向けていましたが、だんだん驚愕が威圧感に代わって、気が失せました。

一つ一つ、説明を受けながら、意味を知らないと面白くない類の街並みです。

可愛くはありません。

この日の晩は、薄暗い中、かなりの人々がぶらぶらと歩いていました。

ここに人たちにとって、友達に会っておしゃべりすることが、生活の重要な部分を占めている様子。

イタリアに似ていますね。