【2015年10月】その晩は、ソレントの町を散歩しました。
開いていた店の一つが寄木細工の工房でした。
実際に作業しているところを見せてもらい、店内の作品を見学。
結局、オルゴール一つと小さな絵を買いました。
Calemma という店で、かなり年配の主人によると、ソレントでは500年に渡ってこの工芸が盛んだとのこと。
このお店自体は1910年の創設。
この主人は7歳の頃から作業を始めたそうです。
「子供の頃から始めないと身に着かない」とのこと。
そして「何よりも情熱が大切で、時間給で計算できるものではない」と話していました。
作りかけのダヴィンチの「最後の晩餐」も見せてくれました。
最近、本物を見たばかりだったので、親しみを感じました。
それから、奥に羽を一つだけ生やした女性の大型の絵が掲げてあって、とても素敵。
飾る壁さえあったら、欲しかったなあー。