旧英国領事館

旧英国領事館

【2014年9月】北海道の函館には、洋館がたくさん残っています

そのうちの、旧英国領事館に入ってみました。

現在ある建物は、度重なる火災の末、1913年に建てられたものだそうですが、英国領事館自体は、1859年に設立されたんだそうです。

函館の人々にとっては、二代目の領事だったリチャード・ユースデンという人に親しみがあったらしく、写真にあるとおり彼の像が置かれていました。

この像は実物大だそうですが、この人、日本人と比べても小柄だったようで、「豆コンスレ」と呼ばれていたんですって。

コンスレというのはconsul のことです。

このコンスレさん、任期を終えて英国に戻った後も函館が忘れられず、自宅の名前を「Hokkaido House」と名づけていたんだそうです。

調べてみたら、この人は正確には領事代理だったようで、函館以外ではあまり知られていないようです。

旧領事館には、函館が開港した19世紀当時を表す展示もありました。