時計台と人々

時計台と人々

【2015年3月】ロンドンの北にあるセント・オールバンズの時計台は1403年から1412年の間に建てられたものだそうです。

鐘楼でもあり、600年を超える歳月、時刻を知らせ続けてきた鐘は今も健在だとのこと。

1863年までは晩鐘としても使われ、時には緊急事態を知らせる役目も果たしたといいます。

この時計台のそばのレストランでランチを食べました。

週末だったので親子連れで混雑していたのですが、一目で気づいたことは、ほぼ全員、白人だったことです。

人種のるつぼであるロンドンから列車で20分かそこらの町なんですけどね。

おそらく、ほとんどの人々がロンドンへ通勤しているのでしょう。

特に、富が集中するシティ(国際金融街)への交通が便利なので、富裕層が集まっているのかもしれません。

ここからさらに、北へ電車で15分ほど行くと、ルートンという町で、ここにはイスラム系住民がわんさか住んでいます。

また、この日、ロンドン市内をバスで走っていたら、ここはどこ?と聞きたくなるほどインド系の人ばかりの通りがありました。

誰も指示しているわけではないけれど、類は友を呼ぶのか、自然と住み分けが進んでいるようです。