
【2025年6月】ギリシャのクレタ島東部の内陸を巡るツアー、次はランチです。

前回のツアーのランチが素晴らしかったので期待が高まったのですが、今回は肩透かし。
メインは選ぶ形で、私たちはポークを選んだのですが、これがベーコンの分厚いので、硬くていまいちでした。
その他ツァツィキやサラダなどお決まりのものが出ましたが、質・量ともおよそ前回にはかないませんでした。
食後、このレストランの近くの陶器屋へ。
デモンストレーションを見て、少し触らせてもらって自分の器をもらい、お皿を一枚買いました。

何か買うよう、促された記憶があります。
プシフロというのが、この辺りの地名のようです。
ゼウス誕生の洞窟があるらしいですが、行きませんでした。
その代わり、樹齢2400年だかのプラタナスの木を見に行きました。
24メートルあるという木は、「ふうん」という程度でしたが、この木があるクラシ村がひなびていて良い感じ。

クリツァ村ほど観光化されていなくて、古い洗濯場があったほかは何もない村です。
おじいさんが道端で眠っていました。
そして多くの家が廃墟になっていて、過疎化の現実をさらしていました。
ツアーの目的地は以上だったのですが、たまたま同行のメンバーがElounda のホテルに泊まっていたため、ガイドのジョージが脇道に入ってスピナロンガ島が見える素晴らしい見晴らしスポットに連れて行ってくれました。
数日前にトレニーノで行ったスポットよりずっと良い景色が見られました。
同行した老夫婦が泊まっているホテルの隣の系列ホテルには、モロッコの王子様などセレブが来るところだそうです。
一泊の値段が途方もない(数字は忘れました)という話。
こういったセレブはホテルから一歩も出ないでホリデーを過ごすのだそうです。
そうそう、このツアーでもう一つ学んだのは、カラットのこと。

カラブという植物で、実をかじると甘く、昔はチョコレート代わりに食べられていたそうです。
ダイアモンドなど宝石の単位のカラット(1カラット=0.2グラム)は、このカラブから来ているとのこと。
というのも、カラブの種は一粒一律0.2グラムなのだそうです。
まあ、知っていて得する話でもないですけど、面白いですよね。