【2024年7月】南イタリアのイスキア島、第2の町、フォリオで泊まっていたエアビーアンドビーの宿主から教わった「行くべきところ」のリストに、サン・タンジェロとその先にあるフマローレ・ビーチがありました。
どう勘違いしたのか、私はてっきりサン・タンジェロが夕日のスポットだと思い込んでいたので、この日は午後遅くなってから出かけました。
まずはバスでサン・タンジェロまで行き、そこからビーチまでは歩いて10分ほどだとのこと。
ただ行ってみたら、かなりの坂道で、このホリデー中、脚が不調だった私には難しいと判断。
それで、近くで見つけた電動の小さいタクシー(おそらく、ゴルフ場のゴルフカートと同じもの)に乗ることにしました。
お値段は€10(約1600円)。
短い道のりでしたが、急な坂を上ったり下りたりで、けっこうスリルがありました。
途中、見晴らしの良いところで写真を撮らせてくれましたし、けっこう楽しかったです。
そして、この運転手のおじさんが、サン・タンジェロから夕陽がよく見えるのは10月頃だ、と教えてくれたのでした。
今の時期はむしろ、フォリオの方がずっとよく見えるそうです。
さて、着いたフマローレ・ビーチは、熱いので有名。
何でも、砂の温度が100度にもなる所があり、料理ができるのだそうです。
サンダルを履くように、との警告板がありました。
でも、それだけ。
普段、私はビーチでサンダルは履くし、実際、はだしの人も見かけました。
小さいビーチで、ガラスの破片が落ちていたのを見かけたし、海の水は砂質のせいか、あまりキレイではなかったです。
そして、遠浅ではなく、海に入ると割とすぐに、急に深くなります。
その上、沖の方にかなりの数のヨットが停泊していて、視界が遮られていたのが、とても残念でした。
それでも、せっかくの海なので、ドボンと入って平泳ぎを始めたのですが、すぐに、あー痛っ。
やっぱり脚の不調で、泳ぐのもままならないのでした。
残念。
で、€10で借りたデッキチェアに横たわった次第。
でも、たまたま、その位置が船着き場の近所だったので、今一つ、落ち着けませんでした。
この船着き場というのは、単に、ビーチに定期的に船が近づいてきて、人々が乗り降りするのです。
聞いてみたら、サン・タンジェロの町とこのビーチを往復しているシャトル船。
最後の便が6時半だというので、その一つ前だと思われる便に乗り込みました。
運賃は、一人€3。
あっという間にサン・タンジェロ。
行きのゴルフカートの方が楽しかったかな。