【2024年5月】アルバニアのティラナのウォーキングツアーの続きです。
首相官邸の近くに、現代のアルバニアを築いたと言われる初代首相、イスマイル・ケマリの像がありました。
19世紀後半から20世紀初頭の政治家です。
出身地のヴロラには大きな像があるそうですが、ティラナのは小さめ。
ガイドのジョルジョによると、「彼の像をティラナにも建てようという機運が盛り上がった際、お金がなかったので、倉庫に置き去りされていたのを持ちだして、ここに建てた」のだそう。
この像の顔が、ジョルジョによく似ていました。
言おうかどうか迷ったのですが、なんとなく、辞めておきました。
どう見ても、男前ではなかったので。
私達は大き目の一本道をずっと歩いていたのですが、地図で確認すると、ダシュモラト・エ・コンビット大通りだったのですね。
突き当りは大学でした。
その脇あたりにある建物は、共産主義時代、5か年計画を決める大集会が開かれた場所だったそうですが、今はフェアの会場。
たまたまこの時には、整形手術系の催しが開かれていました。
何でも、アルバニアに整形手術をしに来る外国人が多いのだそうです。
植毛も得意だとのこと。
「ふむふむ」と参考のために、よく聞いておきました。
あ、書き忘れましたが、キリスト教の新しい大聖堂にも行きました。
イスタンブールのアヤ・ソフィアをイメージして建てたという話でした。
ラピスラズリなどを使ったモザイクがバックグランドになっていたのは良かったですが、モダン過ぎて、重みは感じられませんでした。
以上で、アルバニア旅行もおしまい。
ガイドのジョルジョには、皆が一人€20のチップをあげました。
ツアー仲間の中に、慣れている人がいて、ちゃんと封筒を用意していました。
12人のツアーだったので、€240のチップ。
最初、私はどちらかというとネガティブな印象を持ったガイドでしたが、後半どんどんお株が上がり、このお値段でいいのかな、と思った次第。
でも、この国の教師の給料が月€600程度だというので、これで妥当なのでしょう。
解散後に、ツアー仲間の一部と一緒にステーキハウスで食事をしたのが、この旅の最後のイベントでした。