【2016年9月】有名な大国でありながら、これまでこのブログに登場しなかったアメリカ合衆国、初の登場です。
私自身は過去に何回か訪れたことがあるのですが、夫は初めて。
今回は、日本へ飛ばなくなったヴァージンアトランティック航空のマイレージを使うために出かけました。
マイレージというのは、放っておくと消え去ることがありますからね。
で、マイレージで行けるいくつかの都市から夫が選んだのがボストンです。
ボストンは私もなんと、30年ぶり。
もはや初めても同様です。
たまたま同僚が数か月前にボストンへ旅行し、その時にお世話になったガイドさんを紹介してくれました。
米国人は巨大な人が多いので構えていましたが、待ち合わせの場所に現れたのは小柄なおばさん。
フランさんといいます。
高校でラテン語を教えていたそうですが、退職してからガイドになったとのこと。
ボストン郊外の煉瓦造りのフラットに住んでいるそうです。
気取ったところのない良い感じの人で、彼女の米語は分かりやすくて良かったです。
観光は、マサチューセッツ州会議事堂から始まりました。
何しろ、これまで米国の歴史に親しんでこなかったので何も知らない中、あふれるほどの情報をいただいたので、覚えきれませんでしたが、この建物について言えば、ワシントンにあるアメリカ合衆国議会議事堂と同じ人の設計だとか。
てっぺんの金色のドームは、戦争中には黒く塗られていたそうです。
ここのお向かいにある大きな公園、ボストン・コモンは米国で最古の公共の公園。
ボストンに定住した最初の白人、ブラクストンはここに住んでいたそうです。
その後、400人の清教徒が上陸し、少し離れた土地に住み始めましたが、水が悪くて死んでいくので、ブラクストンが自分の住処の近くの湧き水を彼らに教えました。
清教徒らもブラクストンの近くに住み始めましたが、結局、折り合いが悪くなり、彼が土地を離れたという話でした。
17世紀初めのことです。