英国の大学院、四分の一が中国人

【2014年4月】英ガーディアン紙電子版の報道によると、英国の大学院生のほぼ四分の一は中国人であるという。

英国では、正規の大学院生全体のうち、74%を海外からの留学生が占めている。

残りが英国人学生であるが、2012-13年度をみると、英国人と中国人の数がほぼ拮抗するに至っているという。

中でも数学専攻の学生は、中国人が留学生全体の58%、メディア専攻では56%、ビジネス経営専攻では47 %などとなっている。

半面、その他の諸国からの留学生数は減少傾向にあるという。

英国の移民局が外国人の就労規定を引き締めているため、卒業後、英国のとどまって就職することが困難になっていることから、特に、インドやパキスタンからの学生は大幅に減少。

欧州連合(EU)外からの留学生の学費が高騰しているのも留学生減少の一因だ。

英国が高等教育の運営を裕福な中国人に頼るという状況が明らかになりつつある。

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