
【2025年12月】年末のモロッコ旅行、次の目的地は青い街、シャウエンです。
こここそが、今回の旅を思い立った理由です。

ギリシャのメテオラや、ジョージアのウシュグリ、スロバキアのチチマニーなど、いつか絶対行きたいと、ずっと心の中で温めてきた目的地がいくつかあるのですが、このシャウエンもその一つ。
15年ぐらい前に、友達の写真を見たのがきっかけです。
それ以来、計画する度に何かしら支障があって、これまで行けなかったのですが、とうとう念願が叶いました。
心に温めていた間に、どんどん観光化されてしまったことは知っていましたが。

町中の家の壁や通りまで青く塗られている山の中の町、というだけなのですが、とてもフォトジェニック。
スペインのレコンキスタを受けて、逃げてきたユダヤ人が定住して築いた町だと言われます。
そして、なぜ青く塗っているのかには諸説あるのですが、その一つがユダヤ人にとって青が神聖な色だからという説。
もう一つは、蚊を家の中に入れないためという説。
いずれにしても、壁を青く塗っただけで、これほど有名になり、お金を落とす観光客が押し寄せているのですから、ラッキーな町と言えるでしょう。

私たちの運転手ユスフは、町の一角で私たちを下ろし、「じゃあ、明日ね」と言って、宿の係員にバトンタッチ。
「あれ、見どころなどに連れて行ってくれるはずでは。。」と内心、不満だったのですが、青い街をやみくもに彷徨うのが私たちの目的だったので、良いことにしました。
残念ながら、雨が降ったり止んだりの天気で、青もちょっとくすんで見えましたが、雰囲気は満点。
写真を撮りまくりました。
恐れたほどには観光化されておらず、地元民がたくさん生活しているのも感じられました。

多くの人がモロッコの国民服、ジェラバを着ています。
とんがりフードがついた上っ張りのジェラバは、若者も着るそうで、ユスフは車の中に一着置いているとのこと。
冬はコート代わり、夏はシャツ代わりなのだそうです。
シャウエンのあるリフ山脈のこの地方では、ジェラバに加え、女性は赤い縞模様のウールの布を腰や肩に巻いていることがあります。
これはメンディルと呼ぶものだそうで、防寒と衣服を保護する働きがあるとのこと。

さらに、大きなポンポン付きの麦わら帽子を被れば、典型的なリフ山脈のベルベル女性になれます。
さすがに、冬だからか、麦わら帽子姿の人は見ませんでしたが、お土産用に売っているのは見ました。
せっかく来たのだから、何か記念になるモノが欲しいなあと物色したのですが、お土産店で売られている物はどれも似たり寄ったり。
素敵なカーペットは見かけましたが、まだ旅の前半だし・・・
結局、町の色と同じ青いマクラメ編みの手提げを購入。

マクラメは特に、この地方の産物ではないようで、他の町でも見かけましたが、色がなんといってもシャウエン。
これが今回のモロッコでの最初のお買い物でしたから、値決め交渉に慣れず、言い値の200ディルハム(約3300円)で買いました。
おそらく、ぼったくりだっただろうと思います。