風変りなホテル

風変りなホテル

【2024年8月】友達の闘病生活が一段落したお祝いをしに、ロンドンに行きました。

長年住んだロンドンで、ホテルに泊まるというのは、ウン十年ぶりのこと。

飛行機から見たロンドン
まさに灰色の都会、ロンドン

今回、これからはもう、あまり使わないであろうブリティッシュ・エアウェイズのポイントをほぼ使い果たして、フライトとホテルのセットを買いました。

ホテルは、かつて通っていたハマースミスのオフィスのすぐ近くにある Heeton Concept Hotel

ちょっと奇妙なところでした。

レセプションで、アップグレードされたと言われたので喜んだのもつかの間、アップグレードされなかったら、どれほど小さい部屋だったのだろうと思ったほどの狭い部屋。

フランスのパリもそうですが、大都会のリーズナブルなホテルは往々にして、部屋が狭いものです。

ロンドンのホテル、Heeton Concept Hotelの部屋
まず、机が目に入る

私たちの部屋は、入るとまず、長めの机が目に入り、それがベッドヘッドと一体化していて、向こう側にベッドがあります。

入って左側に三つに分かれたバスルームが。

トイレ、洗面台、シャワー室がベッドの脇に一列に並んでいるのです。

5泊したのですが、これにはなかなか慣れませんでした。

そして、シャワー室のお向かいが一応、ウォードローブになっていました。

まあ、必要なものは全部そろっているので、特に支障は感じませんでしたが、夫は部屋のにおいが嫌だったようで、渋い表情。

ロンドンのホテル、Heeton Concept Hotelの部屋のベッド
机の裏がベッド

私には洗剤系のにおいに思えたのですが。

このホテル、一番、おかしかったのが、部屋の掃除を要らないと申請する(札を下げる)と、一日に一杯ドリンクサービスがあるというシステム。

ドリンクにはソフトドリンクだけでなく、ビールやワインも含まれました。

最初の晩、意味がわからず、ドリンクをもらいに降りて行ったら、「今日は掃除がしてあるからドリンクは有料」とのこと。

でも一杯は無料にしてくれました。

その辺はフレキシブル。

ロンドンのホテル、Heeton Concept Hotelのシャワー室
このシャワー室の向かいにウォードローブ

ある午後、外出から部屋に戻った時に、まだ掃除がされておらず、苦情を入れたら、「ドリンクを飲みながら、待ってください」。

いろいろな支障をドリンクで片づけるというのが、ここのやり方のようでした。

レストランはなく、いくつかの提携店で割引が効くという話でしたが、私たちは利用しませんでした。

朝は、慣れ親しんだプレタ・マンジェや、前によく行ったフランス系のクレープ屋へ。

懐かしく感じるかなと思ったこのホリデーでしたが、あまりそのような感じにはなれなかったです。

むしろ、以前のまま、ロンドンに住んでいる感覚でした。

まだ、引っ越して5か月でしたからね。