【2014年4月】この写真は、ルーマニアのシナイアにあるペリショール城の中にある黄金の部屋の一部です。
ルーマニアの初代国王カロル1世の娘が幼少にして亡くなったのに伴い、後継ぎに招いた甥のフェルディナンド一家が家族で住んだ家で、部屋数は70.フェルディナンド1世もカロル1世と同様、国民に好かれたそうですが、奥さんのマリア王妃の存在感が強かったようです。
王妃は英国のヴィクトリア女王の孫で、英露のハーフのきれいな人だったようです。
彼女は金箔に包まれたこの写真の部屋で亡くなったとのこと。
こういった説明をしてくれたガイドの女性、日本人形のあるオリエントの部屋で、「右側に麻雀があるでしょう?私はネットで麻雀するのが好きなんだけど、これは本物よ」と言っていました。
ルーマニアの物価は西欧よりもかなり安いですが、こういった城や博物館への入場料は高いです。
その上、内部の写真を撮りたい場合は写真撮影税がとられます。
金額はまちまちですが、この城では確か、6ユーロほどでした。