【2008年12月】記憶のかなたに消え去ってしまう前に、2008年冬のチュニジア旅行について書いておこうと思います。
私はロンドンから、友達は東京からチュニスに飛んで、現地のホテルで合流しました。
まだベン・アリ政権下、表面的に平和だったころです。
チュニジアの飛行機だったため、ヒースロー空港のチェックイン・デスク周辺にすでにアラブの匂いが漂っていたのを憶えています。
着いたチュニスはもう、真っ暗。
ガイドブックに「タクシーにぼったくられないよう、注意」とあったため、そればかり気にしながら、無事にホテルに着きました。
翌朝、ホテルの窓から見たチュニスの町は、一面が肌色。
外に出てみたら、埃っぽくて、衣服や髪があっという間に汚れてしまう気がしたものでした。