【2013年12月】埼玉県の川越では、「川越まつり会館」に入ってみました。
私は全く知らなかったのですが、毎年、10月の第三土曜日、日曜日に開催される祭りで、各町を代表する高さ8メートルの山車が29台、町中を練り歩くんだそうです。
城の門をくぐるために、山車は伸縮自在。
てっぺんには牛若丸やら、家康やら、その町の住民が選んだ歴史上の人物の人形が乗っています。
会館には、山車のない町の大金持ちが私財を投げ打って山車作りを始めたけれど、出来上がる前に亡くなってしまったという作りかけの山車も飾ってあります。
係りの人の説明によると、これを仕上げるのに、あと8000万円必要なんだそうです。
「どうです?8000万寄付してくれたら、てっぺんにあなたの人形を掲げますよ」と言われたので、「ちょっと考えてみます」と応えて会館を後にしました。