二歳児が百十番、母の命を救う

【2014年3月】英国中部のレスターシャーで、2歳の男児が日本の百十番に当たる999に電話して救急車を呼び、母親の命を救ったと話題になっている。

リリー・ウォード君(2)は電話に出たオペレーターに「ママが寝ちゃった」と伝え、注意を喚起。

警察と救急隊が駆けつけ、気を失っていた母親のダナ・ヘンリーさん(27)を病院に担ぎ込んだ。

病院では、ダナさんの卵巣に腫瘍が見つかり、危険な出血があったことが分かった。

ヘンリーさん宅では、子供達が数字を覚えた時点で、電話のかけ方を教え、父母が病気の時には起こさずに999に連絡するよう、訓練していたという。

リリー君は救急隊から勇気ある行いであったと表彰され、テディーベアを贈られた。

英BBC放送電子版が伝えた。

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