【2014年11月】英国と欧州大陸を結ぶ列車、ユーロスターの乗客が20日、停電のために8時間も列車の中に閉じ込められる事件が起こった。
停電の影響を受けたのは二本の列車。
約600人の乗客を乗せて、ベルギーのブリュッセルからロンドンへ向けて出発した列車は、北フランスのリール近郊に午後8時ごろに停車したまま立ち往生。
翌日の午前4時40分に機関車が列車を引く形で、ようやく動き出したという。
もう一本は700人を乗せたロンドンからパリへの列車で、同じく北フランスで停まったまま、6時間近く動かなかった。
乗客のツイートの中には「何の情報もないまま、4時間10分が過ぎた。
運転手が乗客に食べられてしまったに違いない」というユーモアのあるものもあったという。
ユーロスターは該当する乗客に運賃の払い戻しをするだけでなく、無料の往復チケットを提供する予定だと伝えられる。
同路線は通常、ロンドン-パリ間を2時間15分ほど、ロンドン-ブリュッセル間は1時間半ほどで結んでいる。
フランスのニュースを英語で報道するサイト「ローカル」などが伝えた。
原文は こちらです。