荒涼とした景色の中で美味しいシーフード

荒涼とした景色の中で美味しいシーフード
ノーサンバーランドの田舎の風景
車窓から

【2021年6月】スコットランドのエディンバラに滞在中、来てくれた友達夫婦と共に南に下り、イングランドノーサンバーランドの沿岸を巡りました。

この辺りは、私達のお気に入りの刑事ドラマ「ヴェラ」の舞台になっているところです。

ドラマの中の景色はいつも、色が暗めで荒涼としていて、それが素晴らしく美しいのですが、今回の遠足では実際に、そういう景色が見られて非常に満足。

ノーサンバーランドのレストランThe Barns at Beal からの風景
レストランから見た景色

幸い、予報が外れて、天気も良かったですし。

まずは、友達がオンラインで見つけて予約しておいてくれたレストラン The Barn at Beal というシーフード・レストランを目指しました。

1時の予約でしたが、12時20分ごろ着いてしまい、私や友達は、そのあたりをうろうろして時間をつぶそうかと言っていたのですが、夫がとっととレストランの人に聞きに言ったら「どうぞ、どうぞ」と予約席に案内されました。

食べ物は期待以上。

ノーサンバーランドのレストラン、The Barn at Beal に停まっていたヘリコプター
ヘリコプターで食事に来る人も

大きい店で、人がたくさん入っていたのも、評判が良いからでしょう。

ここから90キロほど南のニューカッスルからヘリコプターで来ている人もいたぐらいですから。

少し高台にあり、そこから見渡す景色も良かったです。

ここでは、スターターは無しで、私はロブスター半分(£16≒2450円)をメインに食べました。

ノーサンバーランドのレストラン、The Barn at Beal のロブスター半分
美味しかったロブスター

それほど大きくはなかったですが、ガーリックバターのソースがよく合っていて、4月に食べたロブスターよりずっと美味しかったです。

夫はまたも、フィッシュ・アンド・チップス。

どうもお気に入りになったようです。

友達夫妻は二人で、シーフード・プラッターを頼んでいました。

盛りだくさんの内容で、これで£45(6900円ほど)はお値打ちだと思いました。

ノーサンバーランドのレストラン、The Barn at Beal のシーフード・プラッター
盛りだくさんのシーフード・プラッター

スターターを食べなかった代わりに、こってりデザートのスティッキー・トフィー。

とても甘いのですが、ときどき、こういうのが食べたくなるのですよねー。

美味しかったです。

大満足の食事の後、バンバラ城を目指しました。

ノーサンバーランド沿岸には古城が点々としています。

ノーサンバーランドのバンバラ城を見上げる
バンバラ城の一角

バンバラ城は中でも大きいお城で、1400年を超える歴史があるのだそうです。

ここに来る数日前にサイトをチェックした際、「映画撮影のため閉鎖中」とありました。

ウェディング用に貸し出しもしているようです。

私達が行った日には入れたようですが、コロナ渦中の今は事前予約が必須で、切符を買っていなかった私達は中には入りませんでした。

代わりに、お城の周りをぐるっと歩き、お城の建物をいろいろな角度から見たほか、海の景色を楽しみました。

ノーサンバーランドの沿岸風景
海辺を歩く人々

お城など、中は似たり寄ったりで、往々にして、外から見た方が印象に残るものです。

友達が「こんな大きな城とは思っていなかった」といたく感動していました。

9エーカーの敷地があり、人が住んだお城としては、英国でも最大級なのだそうです。

ノーサンバーランドの海の風景
日が差すとのどか

海に面した小道から見た景色は、これぞ、荒涼とした力強い風景。

嵐の日などは、さぞかし迫力があるでしょうね。

ウォーキング・ルートがあるらしく、グループで歩いている人々が見られました。