食事と、訪れた突然の災難

食事と、訪れた突然の災難

【2023年10月】スコットランドのグラスゴーを見学した日、メインの食事はBrown’sというチェーン店でステーキを食べました。

スコットランドの名物の一つは牛肉ですからね。

スコットランドのグラスゴーで食べたダック・サラダ
残念だったダック・サラダ

この店を選んだ時にはチェーン店だとは知らなかったのですが、後で分かってちょっとガッカリした次第。

ステーキとチップスは悪くありませんでしたが、前菜に選んだダック・サラダは、ダックの味がほとんどしなかったです。

メルローのワインは全然、ダメで、1本取ったのですが、私達にしては珍しく、かなり残しました。

とても広い店で、ウエイターらしくなく、土臭い感じの場違いな男性が、一生懸命、パタパタと働いていたのは好感が持てましたが。

この食事は£71(13000円強)でした。

スコットランドのグラスゴーのレストラン、Brown'sの店内
広々としたレストランの店内

英国では、食事の中身より、立地や店内装飾でお値段や評価が決まっていることが多々あるので、気を付けたほうが良いです。

おそらく、建物の賃貸料が高すぎるのだと思います。

さて、食事も終え、そろそろ空港へ向かうかなと、ホテルに荷物を取りに帰った時に、災難が訪れました。

予約していたブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の便がキャンセルになったとの通知。

代替は翌日の朝で、しかも、なんとエディンバラ発となっています。

こんなギリギリの時間になってのキャンセル、しかも無理な代替案には怒り心頭に発しました。

BAに電話するも、なかなか応答せず、イライラがますます募りました。

空港に出向いて交渉しようか、と夫と話していた時に、ようやくコールセンターのインド人と思われる声が応答しました。

英国ではインドにコールセンターを置いている企業が多いのです。

そして、訛りの強いインド人の英語に四苦八苦させられるのが常です。

スコットランドのグラスゴーにあるIbisホテルの部屋
無味乾燥なホテルの部屋

呆れたことに、このコールセンターの人も別のエディンバラ発の便を勧めました。

エディンバラとグラスゴーは別々の町であることを分からせるのに一苦労

英国の航空会社であるのに、何という事でしょう!

結果的に、翌日の昼のグラスゴー発の便に変更されました。

そしてホテル代は支払われるのかと確かめた際に「一番、安いのにしてください」と言うので、また腹が立ち、「ユースホステルにでも泊まれというのか」と怒ったら、「3~4星で」ですって。

残念ながら、泊まっていたIbis Style は満室で、そこで紹介された近くのIbisに、急な坂を上って移動し、そこに落ち着きました。

スコットランドのグラスゴーのホテルからの眺め
ホテルの部屋から

こちらは’Style’ でないので、しょぼかったです。

こういう時、普通の人はより良いホテルを探し、たっぷり夕食も食べて、代金を航空会社に請求するものなのでしょうね。

私達は満腹だったので、ホテルの美味しくないピッツァで済ませてしまいましたが。

ちなみに、このホテル代と夕食代は、BAに請求後、四の五の言わずに返金されました。