【2025年6月】着いた日の午後と翌日は、今回のホリデーで滞在したギリシャのクレタ島、アギオス・ニコラオスの町を歩き回りました。
これから1週間の予定を立てて、観光案内所に行ったり、ツアー・オペレーターの店に行ったり。
歩いてみたアギオス・ニコラオスは、予想していたよりずっと観光地でした。
クレタ島の西側に比べて、もっと無名のひっそりしたところかと思っていたのですが。
この町には、ヴーリスマーニという湖があります。
直径137メートルほどの池に毛が生えたぐらいの小さい湖ですが、これが町のシンボルです。
逆に言うと、これ以外に観光名所はありません。
海とつながっているので、フィヨルドみたいなものかと思いましたが、海とつなげたのは19世紀末のことだそうで、それまでは孤立した湖だったようです。
ギリシャ神話の女神たちがここで、水浴びをしたという伝説もあるのだとか。
湖の周りにはカフェやレストランが群れていて、一度、その一つに入ってみたら、カクテルが1杯€12(2000円ほど)もするとわかり、ビールにした次第。
うーん、ここまで観光地値段だとは、ちょっとがっかりしました。
湖にも海にもけっこう、魚がいるのが見え、水がきれいなのは確か。
ただ、けっこう、ゴミが浮いている一角もあったのは興ざめでした。
湖のほとりには、小さい教会があって、フォトジェニックです。
街中にも目立たないながら、小さい教会が点々としていました。
観光案内所で驚いたのは、この町の豊かさです。
とても感じの良い中年の職員が、いろいろ丁寧に案内してくれたのですが、無料でもらえるパンフレットや地図がとても立派なのです。
テーブルに置くと、レストランのメニューかと思うほどです。
英語版だけでなく、イタリア語版もありました。
観光地である利点は、夜の散歩に危険が感じられないことと、ふらっと立ち寄れるカフェバーがより取り見取りであること。
最初の晩は、ビーチ沿いにあるPalazzoという所で、モヒートを飲んで帰ってきました。
ここのカクテルは€10でした。