【2025年6月】ギリシャのクレタ島、アギオス・ニコラオスの町に滞在して過ごした夏休み、この日は休息ということで、のんびりを決め込みました。
こういうところが滞在型ホリデーの良いところです。
「お昼にはシーフードが食べたいね」と夫と合意し、町の中のレストランへ。
数日前の散歩で通りがかり、良さそうだと目を付けていたレストランが、ネットで調べたら評判も良かったのでそこにしました。
Pelagosという名前です。
内陸にあり、広々とした庭にテーブルが並び、簡易屋根が設けられていて、そこで食べました。
もっとも屋内にもたくさんテーブルがあるようでした。
カラフルな装飾が楽しく、明るいイメージの店で、泊まっているエアビーの近所のお気に入りレストランを進化させた感じです。
月曜日のお昼だったからか、空いていました。
私たちはまず、ツァツィキとタラマサラータを前菜に取りました。
クレタ島に来てから食べるツァツィキは、どれも優しい味で食べやすいです。
タラマサラータの方は、酸味が効きすぎていて、たらこの味がかき消されていてちょっと残念。
メインには、どこかで読んだクレタ島の郷土料理の酢だこと、海老のサガナキを分けて食べました。
ここの酢だこは日本のものよりマイルド。
甘いトマトが添えてありました。
海老のサガナキの方は、海老のトマト煮といった感じ。
かなり香辛料が効いていました。
海老がいまいち、ぐずっとしていて、冷凍だったかもしれません。
ちなみに、サガナキというのは料理に使う鍋のことで、決まった料理法があるわけではないそうです。
前日参加したツアーの現地ガイドがシーフードについて、「高い割に満足感がない」「地元民は月に2~3回しか食べないし、まったく食べない人もいる」と話していたのでしたが、やっぱり海に面した町ではシーフードが食べたくなりますよね。
感動的なおいしさではありませんでしたが、環境の良さと相まってまずまず満足できました。
デザートは、私はバクラバ。
丸っこい小さいものを想像していましたが、三角形の普通のケーキサイズのものが出てきました。
ブレのないおいしさです。
夫はお気に入りのカダイフ。
こちらは小さめで、ジェラート付きでした。
ワインは白のハウスワイン半リットル。
最後にフルーツのサービスが付いて、全部で€71.60(12000円余り)とリーズナブルでした。