ブションを求めて

ブションを求めて

【2025年9月】フランスリヨンでの二日目は、ブションで食事をすると決めていました。

フランス、リヨンの旧市街にあるブション、Le Petit Glouton の店内
一応、リヨンのブションと店内に書いてあるLe Petit Glouton

ブションとは、庶民的な雰囲気のレストランで、郷土料理を出すところとのこと。

リヨン独特のものだそうです。

旅行の前に、いくつか候補を調べてありました。

まだ午前中だったので、電話でランチの予約を試みましたが、なんと、全滅。

すでに予約でいっぱいか、もしくは昼は閉まっているか。

以前にも言いましたが、私たちは、ランチを一日の主要な食事としています。

仕方がないので、午前中に歩いた旧市街に舞い戻り、空いている店に入りました。

Le Petit Glouton という名前で、一応、ブションと書いてあります。

アネックスの方に案内されました。

我々のほか、2組が食事をしてましたが、どちらもフランス語を話していたので、ツーリスト向けというだけではないのだろうと、少しほっとしました。

前菜は、柔らかい白いチーズ、と書いてあったものを頼んでみたら、なんだかギリシャのツァツィキみたいでした。

フランス、リヨンの旧市街にあるブション、Le Petit Glouton のトリッパ料理
からしソースが効いていたトリッパ・ソーセージ

これは二人でシェアし、メインは私がトリッパ・ソーセージ+からしソース。

夫はポーク・ソーセージ+ワインソースにしました。

私のは、とにかくトリッパ(牛の胃袋)を詰めてソーセージの形にしたもの。

ソースとよく合っていました。

これは初めてです。

ものすごく美味しい、という物でもありませんでしたが、面白かったです。

夫のソーセージはすでにスライスしてあって、こちらもソースが良かったようです。

フランス、リヨンの旧市街にあるブション、Le Petit Glouton のクレープ
中にプラリーヌローズが挟んであるクレープ

付け合わせは、さやいんげんとイモの重ね焼きで、どちらもガーリックが効いていました。

デザートはクレープにしました。

というのは、ここは外の通りに面したところで、クレープを焼いて売っているクレープ屋でもあったからです。

せっかくなので、プラリーヌローズというリヨン名物の砂糖がけアーモンド菓子をつぶしたものが入っているのを頼んで、二人で分けました。

こちらも驚くおいしさではなかったですが、まあ予想通りの味わいでした。

以上にハウスワイン半リットルを加え、€48.60(8800円弱)と安かったです。